外壁塗装を考えるには、やはり塗装する前の下地が重要かもしれません。
下地の状態が悪いと、いくら良い塗装を行っても捲れたり、剥がれたりすることもあります。
一般的に、外壁塗装を行う前に下地処理として、高圧洗浄を行うようになっています。
20年ほど前は、高圧洗浄機も高価だし、一般的ではなかったので、下地処理に高圧洗浄を行うとおうことは少なかったようですが、今では、塗装業者の多くが高圧洗浄機で下地処理を行っています。
今では、家庭用のケルヒャー 高圧洗浄機などがありますが、塗装業者が行う下地処理の場合は、ガソリンで動く、高圧のパワーの大きい物を使うのが普通です。
家庭用の場合は、掃除などでは威力を発揮するようですが、業者が使う高圧洗浄機は、それどころのパワーではないです。 ようは、旧塗膜が弱くなっている部分をしっかりと剥がして、洗い流すパワーが必要ということになります。
神戸市 塗装業者
あと、下地ということでは、左官で仕上げられた壁の場合は、クラック、ヘアクラックなどがあるので、その部分は、Vカットなどを行い、コーキングを充填して、カチオンフィーラーで壁面を補修するのが一般的です。 RC構造の建物の場合は、鉄骨、鉄筋がさびて膨れている場合は、もっとしっかりした改修工事が必要になってきます。 ような塗装工事を行う前に、どれだけ下地の処理をきっちりできるかで、塗装自体のもちも変わってくるということです。
一戸建ての建物の場合は、今ではサイディングの壁が一般的ですが、サイディングの場合は、目地部分のコーキングが痛んでいる場合がほとんどです。 この部分も塗装工事前に、コーキングの打ち換えを行う必要があります。 あまり痛んでいない場合は補修ですむということもありますが、長期的に考えると、10年とかで外壁塗装を行うのであれば、コーキングの打ち換えも同時に行うのがベストです。
この下地処理、下地補修が終わって、はじめて塗装工事がはじまります。
下地部分は、塗装をしてしまえば分からないという部分でもあるので、悪徳業者などは、この部分をできるだけ少なくしたり、塗装が3回塗りであっても、その回数を減らすということもしていたりするようです。
塗装完了後は、そんなに違いはないようですが、やはる数年経ってくると、きっちりと下地処理を行い、メーカーが定める回数を塗装しているのとでは随分と違いが出てきます。
それと、塗装回数も問題ですが、塗料は、希釈すると、それだけ塗膜が薄くなります。 ですので、この希釈の割合も重要になってきます。
外壁塗装と簡単に言っても、やはりきっちりと行うことが重要になってきます。
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